FC版 女神転生2の思い出

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小学生の頃、ファミコンが大好きで毎年の誕生日にはだいたいファミコンカセットを買ってもらっていた。
年に1,2本買ってもらい友達とも貸し借りしてゲームを楽しんでいたけど、それだけでは足りずゲーム雑誌も読んでいた。ファミマガファミ通・マル勝ファミコン。ゲームを実際にプレイしなくても、ゲーム紹介記事を眺めているだけで楽しかった。

あれはファミマガだったかな。女神転生2の紹介記事を読んだことがある。1/2ページだけの記事だったけど、ゲーム内でゲームが出来る、というような事が書いてあった。
今ではそんなの当たり前のアイデアなんだけど、当時は物凄く斬新に感じだ。それから虜になり、ゲーム雑誌を買ったら必ず女神転生2の記事をチェックして何度も読み返すようになった。誕生日にはもちろん女神転生2を買ってもらった。

実際にプレイしてみたら世界観にやられた。ゲーム内ゲームや、敵を会話で仲魔に出来るなど魅力的な要素は沢山あったけど、1番はやっぱりドライすぎるサイバーパンクな世界観だ。
RPGといえば、中世ヨーロッパのような世界が舞台で剣や魔法で戦い最後は魔王を倒す、というような世界観が主流だった。だけどこのゲームは剣や魔法・ゴブリンやハーピーといったお馴染みの要素は出てくるのに、東京が舞台でデザートイーグルやウージーといった銃も出てくる。
東京でゴブリンの群れに向かってマシンガンをぶっ放す、といった頭がクラクラするような世界だ。
そして現実と同じように銃がやたら強く、前半は銃頼みでゲームを進めていく。

敵キャラは馴染みのファンタジーキャラに加えて、やたらマニアックな悪魔が出て来る。パビルサグ・チョンチョン・ラクチャランゴ・ギリメカテ。当時他のゲームではまず見かけない悪魔たちだ。グラフィックもおどろおどろしく、コミカルな感じは少ない。ドライなストーリーにとても合っていた。
RPGといえば魔王はゲーム中に1体、もしくは2体しかでないのがお約束だったけど、このゲームは中ボスとして何体も出て来る。この辺りも斬新だった。

主人公は(多分)全く喋らず、パートナーのヒロインもやたら口数が少ない。途中イベントで主人公の腕が食い千切られるというショッキングすぎる出来事があるけど、そこでも確か一切喋らなかったと思う。
RPGはプレイヤーが主人公に感情移入して進めることが多いと思うけど、いきなりこんな鬼畜なイベントをぶっこんでくるセンスが凄い。腕が千切られて流血しているので、歩くたびにダメージを受ける。変なところがリアルなのに、主人公もヒロインもこの出来事について一切コメントしない。ドライすぎるだろ。
怪しげな研究所に行って、機械の腕を付けてもらい先に進めるようになる。この展開は小学生にはキツかった。

RPGのお約束として先に進むと雑魚キャラも強くなる。なので次の町に進む前に近辺の雑魚を狩ってレベル上げをすることになる。
後半のとある町近辺にはエナジードレインという恐ろしい特技を使ってくる雑魚キャラがいた。レベル上げの為に雑魚狩りしているのに、その雑魚にレベルを下げられるのである。
仕方なく更に一つ前の町に戻ってレベル上げをしようとしたけど、今度は雑魚キャラが弱すぎてほとんど経験値を貰えない。
何時間も掛けてレベルを上げても、運悪くエナジードレインを喰らうとムダになる。昔のゲームは本当に鬼畜である。

数年後、スーパーファミコン真・女神転生が発売された。このゲームは更に素晴らしかった。もう、世界観がたまらない。そのまた続編の真・女神転生2、そして真・女神転生3も異常なくらい世界観が良かった。
真・女神転生5が近々発売されるという事なので、そちらも期待している。